不動産は金額がとても大きいお買物,人生に幸せをもたらせてくれる大切なイベントです。まずはじめの段階で、不動産購入にかかる総額をしっかりと把握しておくことが大切です。充実した生活の為に積極的に取り組んでいきましょう。
購入に掛かる諸経費も物件価格の7%~8%前後と小さくありません。資金計画を立てることがとても重要です。
ご自身、ご家族にとって、何が譲れないものなのか、優先順位を明確にしておくことが重要になってきます。いざ購入となると、あれもこれもと欲張りたくなるものですが、やみくもに物件を見ても迷うだけです。訳がわからなくなって購入の目的を見失っては本末転倒です。購入物件の価格、地域、駅からの距離、広さや間取り、環境や利便性・・・ご購入物件の決定に際して、どれも重要な要素となってきます。しかし、購入物件にはそれぞれ個性があり、長所もあれば短所もあります。限られた予算、限られた時間の中で、お客様にとってオンリーワンの物件を探し出すためには、事前に譲れない条件は何かなど、ご要望の優先順位を明確にしておくことが重要になってきます。
ご希望の価格、条件等を確認させていただきましたら、早速、当社の営業担当がご希望にあった物件をご紹介させて頂きます。ご紹介する「販売図面」には販売価格、土地の形状や建物の間取り、交通手段や築年・構造、引渡日等が記載されていますのである程度の内容が分かります。 ご要望にあった物件が見つかりましたら、営業担当が実際にお客様を現地までお連れし、より細かな情報を提供させていただきます。
物件の状態や周辺の環境を知ることができる現地見学。気に入った物件が見つかったら、どんどん物件を見に行かれることをおすすめします。一つ一つ物件を廻るのは大変な作業ですが、写真やパンフレットだけではわからない周辺環境や物件の雰囲気を、ご自身で体感する事もとても大切です。
これだ!という物件に出会えたら、売主様に対し、「購入したい」という意思表示を書面(不動産購入申込書)で行います。これを受けて、具体的な価格やご条件の交渉に入りますので、物件価格や引渡しの時期など、買主様の購入希望条件を営業担当に伝えます。売主様・買主様双方にご納得いただいて、気持ちよく契約にのぞんでいただけるよう、交渉させて頂きます。
また、購入申込後のキャンセルは売主様に対してマナー違反になりますので、契約のつもりで慎重に臨みましょう。 物件について不明な点や疑問点がある場合は、最終確認をし、物件のお引渡しの時期や代金のお支払い方法など、条件面を当社営業担当が売主様・買主様の間に入って調整します。
宅地建物取引業法上、不動産業者の宅地建物取引主任者が、売主様・買主様に対して契約が成立するまでの間に、物件や取引条件に関する一定の重要事項の説明をすることが義務付けられています。宅地建物取引主任者の資格を持った営業担当が、所定事項が全て記載された「重要事項説明書」でじっくりご説明いたします。「重要事項」とは、登記簿記載の事項、都市計画法・建築基準法等の制限、代金授受の方法、契約解除に関する事項などがあります。
物件についての重要な事項を書面にて宅地建物取引主任者が説明をしたのち、不動産売買契約を取交わし、買主様は手付金を支払います。不動産売買契約を締結しますと、以後は契約書に基づいて、互いに権利や義務の履行をする事になります。重要事項説明書も不動産売買契約書も聞きなれない言葉が多く、戸惑いがちですが、解らない点があれば遠慮せず質問をし確認しましょう。
売買契約が成立すれば、売主様には所有権移転、引渡しなどの義務が発生し、買主様には売買代金の支払い義務が発生します。この義務を怠って契約が解除になると、手付金の放棄や違約金の支払い等が必要になる場合があるので、明確な取り決めを十分納得・理解の上、契約をすることが大切です。
不動産売買契約を締結したら、住宅ローンの申込みをし、金融機関の審査を受けます。融資の種類や申込みに必要な書類も金融機関やお客様の状況によって様々ですので、営業担当者と綿密に打合せをしてください。審査が終了し融資内定を得たら、金融機関との間に金銭消費貸借契約を締結します。
いよいよ引渡しです。殆どの場合、買主様の利用する融資先金融機関にて行われます。司法書士立会いの下、売主様買主様が登記に必要な書類を提出し、完全な所有権の移転が可能である事を確認すると同時に不動産売買代金の残額を支払い、物件(鍵)の引渡しを受けます。書類の不備等がないよう、営業担当者と十分に打合せをして下さい。
【物件の引渡し時に必要となる書類】
●売買代金から手付金を引いた残金
●固定資産税などの清算金
●管理費などの清算金
●登記費用(登録免許税+手数料)
●仲介手数料の残金
●実印+印鑑証明書
●住民票
●身分証明書
●預金通帳
●金融機関届出印
※契約内容により異なるため確認が必要です。
物件を引渡される前の最終チェックの際は、住宅に不具合の箇所がないか、契約内容と異なる箇所がないか等、細かいところまでしっかりチェックする必要があります。特に、契約の際にまだ完成していなかった未完成物件の場合は、物件概要や契約内容と異なる箇所がないかチェックする必要があります。室内の仕様や設備、品質、素材など見るところはたくさんあります。また契約の際にすでに見学済みである場合も、引渡しまでの間に不具合や破損箇所が発生していないかどうか確認しておくと良いでしょう。不具合や問題が発覚した場合は、入居までに修繕・改善を完了するように依頼しておきましょう。
最後までしっかりサポートいたします。住宅ローンでご自宅を購入された場合、所得税が還付される「住宅ローン控除」(住宅借入金等特別控除)が受けられる場合があります。 住宅ローン控除の適用を受けられる方は、ご入居後、確定申告の手続きが必要です。確定申告は、入居した翌年に行います。
確定申告の際も、ウェルテ湘南のスタッフが誠意を持ってアドバイスいたします。法律・税務・登記等についてもご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。